設立11年目を迎えた、あざみ野「スペースナナ」。
コロナ禍で暮らし方が様変わりしたことを受けて、地域での居場所を多様な人へ開く活動を模索しています。
フードシェア活動においては、どなたでも参加できる「ナナ食堂(地域食堂)」を実施してきましたが、新型コロナの感染予防対策により、やむなく休業。
その代わりとして昨年9月より、コロナ禍で食べることにも困難を抱える方が増えたことを受け、フードバンクかながわや、青葉フードシェアネットワークと連携し、余った食料品を集める「フードドライブ」を常時開設しています。
さらに、外国につながる子どもや、定時制高校・近隣大学に向けた学生支援をはじめ、地域で食を必要とされる方へ、月に1度お渡しする「フードパントリー」を開始しました。
活動開始から1年を経て、飛び込みでの寄付や食料品の受け取り希望もある中で、切れ目のない食料支援活動や、地域でまだ見えていない、生活に困難を抱えている方とつながるために、アウトリーチの必要性を強く感じています。